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色弱者に配慮したカラーユニバーサルデザインを支援する24.1型の色覚シミュレーションモニターを発売

−ナナオ、「EIZO FlexScan SX2461W-U」−

2008/01/16(Wed.)

 株式会社ナナオは、色弱者に配慮したカラーユニバーサルデザインを支援する、24.1型の色覚シミュレーションモニターEIZO FlexScan SX2461W-Uを、発売した。

 FlexScan SX2461W-Uは、色弱者が見分けにくい色の組み合わせをシミュレーションすることで、一般色覚者が色弱者の見え方を疑似体験することができる、高解像度WUXGA(1920×1200)表示に対応した24.1型の色覚シミュレーションモニター。印刷物や表示物等の制作に携わるデザイナーや管理者が、色弱者の視点に立ったカラーユニバーサルデザインを実践することをサポートする。

 昨年1月に発売した24.1型の色覚シミュレーションモニターFlexScan S2411W-Uの後継モデルで、さらに高精度な色再現環境を追及した各種機能を搭載し、グラフィックデザインやDTP・映像編集等のクリエイティブワークに最適な仕様とした。

 同社独自技術による色覚シミュレーション機能として、製品に添付されている色覚シミュレーションソフトウェア「Uni Color Pro」とモニター内部の映像プロセッサー(ASIC)が持つ色域変換機能を使って、モニターの表示に色変換を行う。通常表示のオリジナル(一般色覚)モードと、代表的な色弱者の見分けにくい色を表示するP型(第1色弱)モード、D型(第2色弱)モードの合わせて3つのモードを搭載しており、画面上に表示されるアイコンをクリックするだけで各モードを瞬時に切り替えてシミュレーション表示することができる。

 モニター上での色覚シミュレーション方法には、ソフトウェアによってデータ自体に画像処理を行う方法と、同社のハードウェアによってモニターの表示だけを変える方法があるが、これら二つを比較すると、作業時間に大きな差が出る。ある実験によると、あるWebページの内容をチェックするのに掛かった時間は、ソフトウェアを使ってチェックを行った場合には581秒。FlexScan SX2461W-Uと同じEIZOの色覚シミュレーションモニターFlexScan L797-Uを用いてハードウェアによるチェックを行った場合には44秒。ハードウェアを使うことで、作業時間は約1/13に短縮された。

 従来のソフトウェアによるシミュレーションでは、画像をいったんソフトウェアに変換して確認するため、動画のある瞬間だけを切り取る形、つまり静止画でしか確認することができなかった。これに対し、EIZOの色覚シミュレーションモニターでは、ハードウェアによりモニターを調整し、その表示だけを変える方法なので、データ自体を触ることなく、リアルタイムにシミュレーション表示できる。従来のソフトウェアではできなかった動画や点滅する文字などもチェックすることができ、バナー等のWEB制作、アニメーションなどの入った動画マニュアル制作にも活用できる。

 シミュレーション表示した状態で画像をキャプチャすることが可能なので、キャプチャした画像を比較したり、プリントアウトして確認作業を行うことで、作業効率をさらに向上させる。

 WUXGA(1920×1200)の高解像度表示に対応し、解像度SXGA(1280×1024)の17型や19型と比較して、約1.75倍の情報量を一度に表示する。A4見開き2ページ実寸表示に加え、ツールパレットも同時表示することができる大画面サイズで、作業効率が大幅に向上する。サムネイルをたくさん開いて表示する写真編集や、ツールパレットを複数開くフォトレタッチ作業に、タイムラインを横長に配置しての作業を行う映像編集やCAD、DTP作業に、余裕ある広い作業領域を提供する。

 一般的な液晶モニターが表示可能なsRGB(NTSC比72%)を大きく超える、AdobeRGBカバー率96%、NTSC比92%の広い色域に対応する。AdobeRGBで撮影した写真データの表示時や広色域対応のプリンター出力の確認時などに、従来のsRGB色域では再現できなかった鮮やかなグリーンやシアン色が表現可能になり、クリエイティブ・ワークをサポートする。さらにsRGB色空間変換機能搭載で、色域をsRGB色域に変換して表示することができるので、WEBコンテンツで標準的に用いられるsRGB色域の画像も正確に再現する。

 独自に開発した新しい映像プロセッサー(ASIC)を搭載し、演算部の内部演算処理精度を、従来の14bitから16bitに向上。またRGB各色、12ビットLook-Up-Tableを採用し、12bitガンマ補正により、約680億色中より約1677万色の表示が可能となった(従来10bitガンマ補正では、約10億6433万色中より約1677万色を表示)。これにより、より細やかな階調表現かつ質感豊かでリアルな色表現を実現し、低階調部のシャドウ部でも高い視認性を獲得している。

 大画面の液晶パネルでは、一般的に画面の部分ごとに輝度や色度のムラが起こりやすく、厳密には正しい色再現を妨げることもあった。FlexScan SX2461W-Uには、EIZO独自開発の「デジタルユニフォミティ補正回路」を搭載し、輝度と色度を画面の各ポイントにて測定し、画面全体で均一になるように補正している。これにより、大画面での輝度や色度ムラを抑え、高精度な色再現環境を提供する。

 縦回転と昇降に対応したスタンドを装備。モニター部を縦回転して、WEBやポスターの制作、ポートレイト表示に便利な、縦表示を行うことができる。また水平・垂直ともに178°と視野角が広いので、縦表示しても、画面の隅々まで鮮明で安定した色調を表現する。


FlexScan SX2461W-U
写真:FlexScan SX2461W-U


利用者からの問い合わせ先:EIZOコンタクトセンター
  • TEL:0120-956-812
  • FAX:076-274-2496


株式会社ナナオ概要
  • ホームページ:EIZO
  • 所在地:石川県松任市下柏野町153
  • 電話:076-275-4121

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