国内最大の補聴器メーカーであるリオン株式会社は、きめ細かな調整が可能な14バンド4チャンネルのデジタル信号処理や雑音を抑える様々なテクノロジーを搭載し、聴こえやすさを追求するとともに、ボリューム調整に便利な「リモコン」や両耳補聴器の「双方向通信」により、使いやすさも追求したリオネット補聴器の最上位機種「リオネットルーク」を発売した。
展開商品は、耳あな形オーダーメイド補聴器では、カナールエイド(適応型指向性)、スーパーミニカナール(CIC)、カナールエイドの3タイプと耳かけ形(適応型指向性)1タイプの計4タイプとなっている。
2007年の日本の65歳以上の高齢者人口は約22%に達しており、その内、80歳以上は約713万人と初めて700万人を超えている。日本補聴器工業会の統計によると2007年の補聴器出荷台数は、前年比3.6%増の475,191台と過去最高となっている。
このような状況の中、同社では、日本最大の補聴器メーカーとして、補聴器装用時の煩わしさの解消「ストレスフリー」をテーマに商品開発を進めている。今回、投入する「リオネットルーク」は、これまで同社が開発した最新のテクノロジーを結集し、きめ細かな音質調整や多様な雑音抑制、操作性向上などの親切設計などを搭載したリオネット補聴器の最上位機種となっている。
自由度の高い14バンドの調整や、周波数特性の細かな調整により、「この周波数の利得をもう少し上げてみたい、下げてみたい」などユーザーに合わせた対応が可能になっている。
HI-G8DT(カナールエイド)、HB-G5DT(耳かけ形)では、「適応型指向性機能」を搭載。内蔵した2つのマイクロホンが音源の方向を追跡して、周囲(横や後ろ方向など)の雑音を小さくする。会話音など正面からの音が強調されるため、雑踏の中でも周囲の雑音に気を取られることなく、聴きたい音声が聴きやすくなる。例えば、テレビを見ている時、背後で掃除機をかける音が気になる場合や、屋外で会話中に背後でバイクや自動車などが通過した場合などに効果を発揮する。低い音から高い音まで、4つに分けてそれぞれ監視している。
「パルスノイズサプレッサー(PNS)」機能では、不快な衝撃音(例えば食器を洗う「カチャカチャ」という音)を抑える。言葉と雑音(衝撃音など)の成分を区別し、不快な雑音を効果的に低減し、キッチンやレストラン、工場、工事現場などのうるさい場所でも補聴器を使いやすくなっている。
FASTノイズリダクション機能は、変動しない定常的な雑音(エアコンや換気扇など)をすばやく小さくする。FINEノイズリダクション機能は、音声の特徴に着目することで雑音と音声を区別し、音声以外の変動幅の大きい雑音(工場騒音やドアを閉める音など)を小さくする。
HI-G8DT(カナールエイド・適応型指向性仕様)、HI-G6T(カナールエイド)とHI-G5T(スーパーミニカナール)は、注文時無料オプションとしてオーバルシステムによるオープンフィッティングに対応している。ベント(通気穴)を大きく開け、音のこもり、自声のひびき感がほぼ解消でき、さわやかな聴こえを提供する。
補聴器を装着したままでもボリュームの調整やメモリー切替が行えるシンプルで使いやすいリモコンを用意。高齢者の人でも、調整がリモコンで簡単にできるため、使用時の煩わしさを軽減している。また、補聴器のメモリー位置やボリューム状態、電池残量などの情報を逆に補聴器から収集し、リモコンにて表示することができる。
両耳装用の場合、左右の補聴器がワイヤレスで通信し合う新システム「双方向通信」機能を搭載(機種によりオプション)している。一方の補聴器を調整(ボリュームやメモリー切替)すると、もう一方の補聴器も自動調整される。
自動モード切替(AMC)機能により、周囲の音の変化を統計的に分析し、その場の環境に応じて最適な聴こえに調整する。音楽を聴いている環境も判別できるようになり、装用者がメモリー切替を行う煩わしさを軽減している。
データロギングシステム(使用音環境の記録・分析)では、装用者の使用音環境(使用時間、音量、会話や騒音など音環境の割合)を記録・分析し、補聴器の調整に反映できるため、補聴器を再調整する際に、よりニーズに応えた調整が可能となる。
スタート時間設定機能電源をONにしてから音が出るまでの時間を遅らせることで、装着時のピーピー音を防止するハウリングキャンセラーや、電池の交換時期を音で知らせる電池交換お知らせアラーム、環境に合わせて最大4種類のメモリーが設定可能なマルチメモリー機能など、使う人にやさしい「親切機能」も数多く搭載した。同社では、初年度1,000台の売上を予定している。
リオネットルーク耳あな形オーダーメイド カナールエイド(適応型指向性) HI-G8DT

専用リモコン「RH-01」

問合せ先:リオン株式会社聴能機器販売推進課
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