三菱電機株式会社は、省エネ効果の高い「熱交換セントラル換気システム」との接続に最適で不燃ダクト配管が不要な浴室乾燥暖房機「熱交換セントラル換気システム連動形 バス乾燥・暖房システム」2機種を6月1日から発売する。浴室暖房は、高齢者の入浴事故防止にも繋がる。
建築基準法の改正(シックハウス対策)で新築住宅には24時間換気システムの設置が義務化されているが、近年は、省エネに対する関心も高まっており、取り込む外気と排出する室内空気の熱を交換して冷暖房への影響を少なくする「熱交換セントラル換気システム」(同社製品名:ロスナイセントラル換気システム)がマンションなどを中心に広まっている。熱交換セントラル換気システムでは、1戸当りの冷暖房エネルギーを節約でき、CO2換算で年間約283kg相当、電気代で約11,200円を削減可能なほか、取り込んだ外気のチリ・ホコリ・花粉を除去する外気清浄や、遮音、結露防止などの効果にも優れた換気システム。
しかし、浴室は湿気を多く含むため、耐湿タイプ以外の熱交換セントラル換気システムでは排気できず、専用の配管を別に用意して局所排気しなければならない。局所排気に電気式のバス乾燥・暖房・換気システムを使用する場合には、この別配管をさらに不燃ダクトとする必要があり、換気設計・施工の複雑化や、材料費や工事コストの増加などにつながるとともに、熱交換セントラル換気システムとバス乾燥・暖房・換気システム双方の運転を一括制御できないなどの難点もある。
今回発売の新製品は、浴室も換気できる同社の耐湿タイプ「ロスナイセントラル換気システム」との接続に最適なバス乾燥・暖房システム。換気設計やダクト配管の施工を簡略化できるほか、バス乾燥・暖房システムの操作に応じてロスナイセントラル換気システムの運転を制御し、住宅全体の快適な空質(インドア・エア・クオリティ)環境を実現する。
排気口はヒーター部と分離させており、不燃ダクトを用いた専用配管や換気口などが不要で、同社の耐湿タイプ「ロスナイセントラル換気システム」や各種中間取付形ダクトファンと換気機能を一元化できる。排気ダクト接続口は180度可動する「フレキシブル構造」のため、部屋の間取りの違いにも柔軟に対応でき、換気設計やダクト配管の施工を簡略化する。
新開発のシステム連動回路により、リモコン(電子式コントロールスイッチ)でロスナイセントラル換気システムも一括制御し、住宅全体のエアーバランスを確保して快適な空質環境を実現する。冬季の入浴中の冷風感や暖房時の熱ロスを自動で防止する「換気切替ダンパー」も搭載している。
100V標準タイプは、約1.3kWの高効率絶縁形セラミックヒーターを搭載し、強力に暖房・乾燥する。さらに、オール電化住宅に最適な200Vハイパワータイプもラインアップした。
熱交換セントラル換気システム連動形 バス乾燥・暖房システム WD-101BZMD(100Vタイプ)

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