株式会社日立博愛ヒューマンサポートは、医療機関と連携した要支援・要介護高齢者向けの住宅型有料老人ホーム「フィランソレイユ笹丘」の営業を開始した。同施設では、博愛会病院をはじめとする医療機関との密接な連携により、入居者の多様な医療・介護ニーズに対応するとともに、日立グループのセキュリティシステムを導入するなど、入居者の安全・安心を最優先に考え、快適な生活を送ってできる環境を実現した。
住宅型有料老人ホームとは、食事サービスや、介護保険の対象とならない生活支援等のサービスが付いた高齢者向けの居住施設。介護が必要となった場合には、入居者自身の選択により、地域の訪問介護サービス等を利用しながら、当該老人ホームの居室での生活を継続することができる。
日立博愛ヒューマンサポートは、株式会社日立製作所と、医療法人財団博愛会の関連会社である株式会社博愛メディカルが、共同で2004年に設立した有料老人ホーム運営会社。日立の強みである街づくりのノウハウやITと、博愛会の強みである医療・介護のノウハウを最大限に活用し、今回、第1号となる有料老人ホーム「フィランソレイユ笹丘」を完成した。
「フィランソレイユ笹丘」では、博愛会病院を中心とする協力医療機関との連携により、重介護の人、医療ニーズのある人、認知症の人に対応する。また、博愛会病院の健康相談医による定期的な健康相談、理学療法士や作業療法士などによる転倒防止運動をはじめとするリハビリテーションなど、入居者の健康を常にサポートできる体制を構築した。
看護師が24時間常駐し、日々の健康管理をはじめ、緊急時にも対応する。また、看護師は主に3年以上、介護スタッフは5年以上の経験者を採用したほか、看護・介護の責任者については、在宅看護経験のあるスタッフを揃え、入居者の在宅介護から施設介護へのスムーズな移行をサポートする。
入居後も、以前から利用していた、介護保険の居宅介護サービス(デイサービス、デイケアサービス、訪問看護、訪問介護など)の継続利用が可能。また、介護保険外サービスの準備もしており、旅行や観劇の同行などにも対応する。
2階部分を認知症の人専用のフロアとし、自由に安心して生活できるように、開放感のある緑の多い中庭・サンルームや、昔を回顧できる品を取り揃えた「想い出の小部屋」などを設置したほか、さまざまなセキュリティシステムが「安心・安全」の生活環境を実現する。
入居者の毎日の予定や生活の様子を家族の携帯電話にメール配信する。また、詳しい身体状況や食事の情報をパソコンからインターネットを通じて確認できる。
管理栄養士の監修による栄養バランスを考えた食事を提供する。また、医療ニーズの高い人には、治療食の対応も行うほか、家族やホームヘルパーがキッチンで調理し、家庭の味を楽しんでもらうことも可能。食事の時間についても、一人ひとりの生活リズムに応じて決めてれるほか、食事場所も、共用のリビング・ダイニングや展望レストラン、居室など、自由に選択できる。
衛生面に留意し、食事用、一般用、荷物用と、用途別にエレベーター4機を設置したほか、ノロウイルスなどにも対応できる次亜塩素酸ナトリウム生成器や、ベッドのマットレス等を消毒できるパルスインバーター式消毒装置を設置した。さらに、全居室、リビング・ダイニング、ラウンジ等で酸素を利用した吸引ができるように酸素配管を設置した。
ラウンジやテラス、展望レストランなど、共有スペースを広くとることで、居室内に閉じこもらず、入居者同士でコミュニケーションを深めてもらえるように配慮した。また、1階のエントランスホールには、コンシェルジュデスクを設けるなど、ホテルのような上質感と快適さを提供する。
全館内に非接触ICカードを用いたセキュリティシステムを導入し、扉の施解錠と入室履歴の管理を行うほか、エレベーターとカードシステムを連動させ、入居者が誤ってスタッフ用エレベーターを利用し、サービス用スペースに入ることがないように配慮している。また、防犯カメラシステムにより、外部からの侵入者の監視と入居者の見守りを行う。
フィランソレイユ笹丘

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