本田技研工業株式会社は、加齢などにより脚力が低下した人の歩行をサポートする「歩行アシスト」装置のプロトタイプを、総合福祉展「バリアフリー2008」に参考出展する。
「歩行アシスト」は、より多くの人に移動する喜びを提案するため、1999年から研究を開始。現在では、有効性を検証する段階に至っている。
ASIMOと同様、人の歩行研究の蓄積をベースに開発した同社独自の協調制御技術を採用。歩行時の股関節角度センサーの情報をもとに協調制御を行い、制御CPUの指示を受けたモーターが最適なアシストを行う。これにより、非装着時と比べて歩幅を広げることで、より楽な歩行を可能としている。
また、同社独自開発の薄型モーターと制御システムを採用して小型化を達成。さらに、ベルト着用タイプのシンプルな構造とするなど、重量を約2.8kgと軽量化して装着時の負担を軽減するとともに、さまざまな体格に対応可能な仕様としている。
「歩行アシスト」の研究は、株式会社本田技術研究所基礎技術研究センター(埼玉県和光市)で行っている。なお、「バリアフリー2008」同社ブースでは、希望者の人に「歩行アシスト」を着用しその効果を体感してもらう予定。
歩行アシスト装着例

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