Hondaは、コンパクトなボディサイズに、使いやすいゆとりの室内空間とスタイリッシュなデザインを融合した新しいコンパクトミニバン「フリード」を発売、同時に、福祉車両の「フリードサイドリフトアップシート車」「フリード助手席リフトアップシート車」を発売した。また、「フリード車いす仕様車」を6月20日に発売する。
フリードは、“フリーライフ・クリエイション”をコンセプトにHonda独自の低床・低重心技術を採用し、街中で取り回しの良いコンパクトなボディサイズながら、大人が3列すべてで快適に座れるゆとりの室内空間を実現。乗る人すべてが快適で使いやすく、日常から休日の様々なシーンで、ライフスタイルに合わせて自在に使いこなせる新しい価値を持つミニバンを目指し開発した。
バリエーションは、クラス初の2列目キャプテンシートを採用した7人乗り仕様に加え、クラス初の8人乗り仕様、クラストップレベルの荷室空間を持つ5人乗り仕様の3タイプを設定した。
また、3つの福祉車両「車いす仕様車」「サイドリフトアップシート車」「助手席リフトアップシート車」は、室内の広さや低くフラットなフロア、大開口のドアとテールゲートなどの優れた資質を活かし、同時にラインアップ。介護をする人にも、受ける人にも優れた使い勝手を提供している。また、ベース車と同じラインで生産することで、より安定した供給も可能としている。
車いす仕様車は、ベース車よりさらに低床に設計したリア空間により、無理なく乗降できる約11度のスロープ角度を実現。さらにスロープはすべりにくい加工を施した軽量アルミ製の引き出し式を採用。車いす後退防止ベルトと合わせ、介護する人が乗降補助をスムーズに行える。
2列目にキャプテンシートを採用したことで、前方の広さ感と見晴らしの良さが車いす乗員の快適性を向上させるとともに、介護する人が車いす乗員の様子を容易に確認することを可能とした。車いす乗員専用には、胸部ベルトと腰部ベルトが独立した3点式ELRシートベルトを装備している。
助手席リフトアップシート車は、助手席にスイッチひとつの簡単操作で回転から昇降までフル電動で行えるリフトアップシートを設定。ベース車の助手席シート同等の疲れにくく快適な座り心地を実現。また、アームレストやリクライニング機構も装備している。
サイドリフトアップシート車は、2列目左席にスイッチひとつの簡単操作で回転から昇降までフル電動で行えるリフトアップシートを設定。ベース車のシート同等の疲れにくく快適な座り心地を実現。さらに左右のアームレストやリクライニング機構も装備した。さらに、リア左側にパワースライドドアも標準装備している。
フリードG

問い合わせ先:相談センター
|