日本セイフティー株式会社は、2005年に介護用ポータブルトイレとして開発・販売開始した「ラップポン」に、移動性・備蓄性・緊急性などの、災害時には欠かせない要素を取れ入れた「ラップポン・トレッカー」を発売した。
「ラップポン」は、介護用ポータブルトイレとして「水がいらない・におわない・処理が簡単」という特徴から、主に個人、介護施設などで使用されてきたが、2007年3月の能登半島地震、7月の中越沖地震において、地震発生後、すぐに被災地から、主に高齢者向けに使えるトイレとして、「ラップポン」への要請があった。
同社では、計150台のラップポンと必要消耗品を被災地に送り込み、同社スタッフも現地に常駐して支援活動を行った。そこで被災地における深刻なトイレ事情を目の当たりにしたことから、災害用トイレのニーズに応えるべく、組み立てトランク式トイレ「ラップポン・トレッカー」を約1年の期間を経て開発した。
新システムの災害備蓄用トイレ「ラップポン・トレッカー」は、水を使わず、汚物を1回毎に個包装する画期的なトイレ。災害時、お年寄りや体の不自由な人にも室内で安心して使用してもらうことができる。また、軽量・コンパクトを実現したスーツケース型の「ラップポン・トレッカー」は、錆に強いアルミ製で長期保管が可能となっている。
重量16kgで持ち運びができ、備蓄時も本体を4台まで重ねて保管できるので、場所をとらない。緊急時にも簡単に組み立てることができ、場所を選ばない。別売のバッテリーボックスと併用することで、更に設置範囲を広げることができる仕様となっている。
ラップポン・トレッカー(設置時)

ラップポン・トレッカー(備蓄時)

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