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千葉・佐倉でグループ全社員が認知症患者・家族の支援事業を開始

−山万グループ、「認知症サポーター養成講座」−

2008/07/14(Mon.)

大人の青汁
 千葉県佐倉市のユーカリが丘ニュータウンで福祉、高齢者介護・健康を街づくりの柱として支援している山万株式会社とそのグループ企業は、街ぐるみで認知症患者と家族の支援に取り組む。

 今回、グループ会社全社員を対象に「認知症サポーター養成講座」を開始。グループ社員が、認知症患者と家族支援を目的に国、自治体が推進している「認知症サポーター」の資格獲得を目指す。

 「認知症」は脳の障害が原因で、「記憶」「計算」「場所の認知」などに障害が起こる病気で、だれにでも発症する可能性がある。ただ、周囲の理解、配慮があれば、患者は穏やかに生活できるといわれている。国は住みやすい地域づくりを進めるために認知症サポーター100万人の養成を目指しており、企業、団体などでもサポーター養成講座が進められている。

 同講座は、山万株式会社、ワイ・エム・メンテナンス株式会社、光陽株式会社、山万ウィシュトンホテル株式会社、アクア・ユーカリ株式会社、社会福祉法人ユーカリ優都苑の社員が対象。7月中に合計4回、同講座を実施、グループ社員は必ず、1回受講することを義務付けている。講師は看護士・介護支援専門員でキャラバンメイト(認知症サポーター養成講座講師)の資格を持つ浮ヶ谷綾子氏。

 山万グループは早くから「安心・安全と健康・福祉の街づくり」を基本テーマのひとつに据え、対策を講じてきた。ユーカリが丘ニュータウンの一角、面積15haの敷地に、医療、福祉、保険、教育施設を一ヶ所に集めた複合型施設群「ユーカリが丘福祉の街」を設置。2007年8月、両親とも働いている小学生らを放課後、預かる「学童保育所」を併設した、認知症高齢者向けグループホーム「ユーカリ優都ピア」をオープンし、認知症対応を開始している。

 また、介護老人保健施設「ユーカリ優都苑」、特別養護老人ホーム「志津ユーカリ苑」などを建設、高齢者、認知症患者などの介護、看護、治療にあたっている。今後、さらに介護老人福祉施設、有料老人ホーム、老人ケアハウスなどの建設を予定している。

 認知症高齢者向けグループホーム「ユーカリ優都ピア」は、千葉県では初の試みとして、小学生を対象にした学童保育所を併設した施設。核家族化の浸透で、祖父母、両親、孫が同居することが少なくなった昨今、高齢認知症患者にとって、孫世代との一緒の生活は、生きがい、楽しさを味わい、認知症の進行を遅らせることに効果があるとされる。

 今回、山万グループ全社員が「認知症サポーター養成講座」を受講、資格獲得に挑戦することで、認知症患者と家族を支え、認知症になっても安心して暮らせる街・地域づくりを目指す。


ユーカリが丘ニュータウンの認知症高齢者向けグループホーム「ユーカリ優都ピア」
写真:ユーカリが丘ニュータウンの認知症高齢者向けグループホーム「ユーカリ優都ピア」


学童保育所が併設され、高齢者と子供の交流を積極的に進めている
写真:学童保育所が併設され、高齢者と子供の交流を積極的に進めている


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