高品質旅行専門店「JTBロイヤルロード銀座」は、50歳以上の利用者を対象とした海外旅行ブランド「旅彩彩(たびさいさい)」の下期商品(2008年9月〜2009年3月出発の全50コース)を発売開始した。
1980年にスタートした「旅彩彩」は、今年28年目を迎える熟年旅行の草分けブランド。従来「ゆとり」「安心」「充実」を旅のコンセプトとしてきたが、特に近年の下期商品(10月〜3月)に見られる傾向としてスタンダードな周遊コースから徐々にトルコ、アフリカ、中南米方面のコースへ人気が集中してきている
また、移動の手段としてだけでなく旅のスパイスとして支持層の多い列車を使った旅も近年需要は増加している。そのような状況を踏まえ、「旅彩彩」では2008年度の下期について、オセアニアやイタリア、スペイン等の人気コースの拡充に加え、中南米・中近東・アフリカ方面全16コースの中で様々な需要に応えれるよう内容の充実を図るとともに、列車の利用を取り入れたコースなど、顧客のニーズに応え増設した。
世界の特定地域を問わず、特に熟年世代(シニア層)の旅先としては、ユネスコの世界遺産に登録されている観光先で、時間にゆとりを持たせた内容を望む声が多い。「旅彩彩」シリーズでは従来、各地の世界遺産に焦点をあて、どのコースで、どんな世界遺産が見学できるかを表示してきたが、2008年度のシリーズではツアーで訪れる世界遺産リストを一覧化、特に下期商品では全方面49コース(設定コース数は50コース)で合計100箇所以上の世界遺産を訪れる設定とした。
さらに、下期の特別コースとして「大いなる自然の奇跡グレートオーシャンロード・メルボルンとアデレード11日間」を設定した。同コースでは、話題のシンガポール航空エアバスA380を成田発着の国際線往復で利用を確約し、さらに12室限定の個室型パーソナルキャビン「スイート」の利用も希望に併せて別途承るプランを設定した。
また、広大なオーストラリア大陸の風景をバス旅よりも快適で飛行機よりも旅情を満喫できる列車を利用することで体感して貰う為に「インディアンパシフィック」と「オーバーランド」の2つの鉄道の利用をコースに組み込んだ。
特に、アデレードからシドニー間を車中1泊で利用するインディアンパシフィックではブルーマウンテンズ国立公園内を列車で走り抜けることが最大のポイント。素晴らしい風景が楽しめる。
下期の最も人気が高いコースは従来ニュージーランドの周遊型コースとなっているが、南米の周遊型コースの希望がここ数年で一気に高まっている。内容としてはペルーのマチュピチュとブラジル、アルゼンチンのイグアスの滝を一度に見学できるコースが最も人気が高いが、昨年は18日間でブラジル、ペルーのほか、ベネズエラのエンジェルフォールとアルゼンチンのブエノスアイレスを含めたコースやパタゴニアのペリトモレノ氷河を訪れる16日間コースも好評を得た。
2008年度はさらに、南米コースの中でも最も人気の集中する「リオのカーニバル・チャンピオンパレード」を見学することが可能なコースを合計3コースに増設し、旅行日数も最短で8日間、最長では18日間で楽しめるよう設定した。また、新コースとしてガラパゴス諸島のクルーズとベネズエラのエンジェルフォールを訪れるコースを新設し、さらに旅なれた顧客層の開拓を目指す。
旅彩彩下期(10月〜3月)取扱い人員構成比

問合せ先:JTBロイヤルロード銀座
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