京セラ丸善システムインテグレーション株式会社は、新たに電子カルテ機能を搭載した精神科向け診療情報システムの最新版「MEDIC
EHR/P(メディック・イー・エイチ・アール・ピー)Ver.3」を、販売開始した。
近年、医師や医療従事者の不足が話題になっているが、精神科においてはさらに顕著な問題となっている。また一方では、様々なストレスや人間関係の希薄化から精神疾患を患う患者が増加しており、現代社会の過大なストレスが引き起こす「心の病」のケアが重要視されている。
こうした背景に対し、精神科医療では特に、医師や医療従事者が連携し、患者やその家族と時間をかけて信頼関係を築くことが重要になっている。しかしスタッフ不足もあり、医師や医療従事者は、精神療法や分析療法の記録、公文書など精神科特有の多くの書類作成に時間をとられているのが現状。そこで、業務を効率化し、スタッフひとりひとりのサービスの質を高めるツールが求められている。
今回、同社は、「MEDIC EHR/P Ver.3」を精神科医療に密着した電子カルテシステムに進化し、「精神保健福祉法」に基づくカルテ記事作成や患者エピソード登録など、精神科特有の診療を支援する機能を追加搭載。患者情報を電子化することでデータの二次利用が可能になり、書類作成などの事務負担を大幅に軽減する。
さらに、看護機能や精神科専門療法への対応など医療従事者の支援システムも充実している。病院全体がひとつのシステムによって情報共有することでスタッフの意思統一を図り、スムーズな連携が医療サービスの質を高める。
また、「MEDIC EHR/P Ver.3」には、使用薬剤や患者の入退院履歴など統計データの抽出を行う機能があり、患者の治療傾向分析などに活かすことで、病院経営を支援するツールとしても活用できる。
主な追加機能としては、生涯にわたる患者の生活歴・治療歴などを登録することで、長期間にわたる患者状態や生活記録の管理が可能な「患者エピソード登録」や、診療の流れに沿ったカルテ記載からオーダ発行確認までを一画面で操作可能で、入力形式は自由記載またはテンプレートから選択できる「記事作成機能」がある。
また、精神科向けの仕様として、患者情報管理やリハビリスケジュール管理、公文書管理機能を充実。「精神科OT」「心理検査」「デイケア」「訪問看護」など精神科特有のオーダ機能を搭載した。
使用薬剤や在院日数などの抽出条件より、統計データを作成し、コストの見直しや業務改善に活用することが可能となっている。
そのほか、「ステップアップ方式(導入支援)」で、病院スタッフのスキルや予算に合わせて段階的な導入が可能。経済的負担と業務ストレスを軽減し、院内IT化の推進をサポートする。
これらの機能により、業務の効率化と医師・医療従事者のスムーズな連携を可能にし、患者とその家族にとってさらに質の高い医療サービス提供をサポートする。
問い合わせ先:京セラ丸善システムインテグレーション株式会社医療ソリューション事業本部医療販売推進グループ
- 電話:03-6414-2874
- FAX:03-6414-2891
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